2018年2月6日 (仮訳)ブラジル産のアナモルフ菌2新種:Dictyochaetopsis polysetosaおよびMyrothecium compactum Ruíz, RFC. et al., 2008. Two new anamorphic fungi from Brazil: Dictyochaetopsis polysetosa and Myrothecium compactum. researchgate.net. Available at: http://www.mycotaxon.com/vol/abstracts/103/103-1.html [Accessed February 5, 2018]. 【R3-04826】2018/2/6投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、リオデジャネイロ州からDictyochaetopsis polysetosaおよびMyrothecium compactumの2新種を記載した。 前者は分生子柄が褐色~暗褐色の輪生する多剛毛状で、分生子が無色ソーセージ形~鎌形であることなどで特徴づけられた。 後者は分生子果が粗い疣状~瘤状、分生子が暗緑色桿形で無隔壁であることなどで特徴づけられた。 Brazil, Rio de Janeiro, Rio de Janeiro, ‘Morro do Corcovado’ (新種) Dictyochaetopsis polysetosa R.F. Castañeda, Gusmão, Guarro & Saikawa 語源…多剛毛の 【よく似た種との区別】 Dictyochaetopsis gonytrichoides ブラジルに分布する 腐朽葉から分離される 分生子形成細胞が褐色 分生子形成細胞が瓶形または円筒形 分生子の形態が類似している 本種と異なり分生子柄が褐色~暗褐色ではなく淡褐色~褐色 本種と異なり分生子柄が剛毛状ではなく時に剛毛状 本種と異なり分生子柄の上部が輪生するという特徴を欠く 本種と異なり分生子形成細胞がポリフィアライドである (その他掲載種) Dictyochaetopsis gonytrichoides (Shearer & J.L. Crane) Whitton, McKenzie & K.D. Hyde 【よく似た種との区別】 Dictyochaetopsis polysetosa ブラジルに分布する 腐朽葉から分離される 分生子形成細胞が褐色 分生子形成細胞が瓶形または円筒形 分生子の形態が類似している 本種と異なり分生子柄が淡褐色~褐色ではなく褐色~暗褐色 本種と異なり分生子柄が時に剛毛状なのではなく剛毛状 本種と異なり分生子柄の上部が輪生する 本種と異なり分生子形成細胞がポリフィアライドでない Brazil, Rio de Janeiro, Rio de Janeiro, “Pista Cláudio Coutinho”, near Pão de Açúcar (新種) Myrothecium compactum R.F. Castañeda, Gusmão, Stchigel & M. Stadler 語源…密な(分生子果における縁部の菌糸および分生子形成構造の配列から) 【よく似た種との区別】 Myrothecium longistriatisporum 分生子果縁部の菌糸に装飾を有する 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が桿形ではなく紡錘形 本種と異なり分生子表面が平滑ではなく縦方向の条線を有する Myrothecium masonii 分生子果縁部の菌糸に装飾を有する 本種と異なり分生子果がスポロドキア状ではなくシンネマである 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が暗オリーブ褐色ではなくほぼ無色~淡い帯オリーブ色 Myrothecium renaudii 分生子果縁部の菌糸に装飾を有する 本種と異なり分生子果がスポロドキア状ではなくシンネマである 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が暗オリーブ褐色ではなくほぼ無色~淡い帯オリーブ色 本種と異なり分生子が長楕円形~円筒形